「ポテト」か「ポテト」か・・・・!

関西人(以下西):「なぁ、東」
関東人(以下東):「どうした?西」
西:「じゃがいものことなんて言う?」
東:「え?じゃがいも。」
西:「ちゃうやん!じゃがいも細く切って揚げたやつとかなんて言うん?って聞いとんねん!」
東「あぁ~ごめん。(そんなに怒らなくてもいいじゃん・・・)・・・・ポテト?かな。」
西:「(なんで怒ってないのにビビッてんねん)ちゃうやん。ポテトやん」
東:「ん?ポテトだよね?合ってるよね?」
西:「ちゃうちゃう。ポテト。関東の人はな、ポテト↑って語尾が上がるやん。あれ、関西ではポテト↓って下がるんや。」
東:「そうなの?イントネーションの違いだしどっちでもいいんじゃない?」
西:「よーないわい!自分ら関東の人間が正しい思っとるんか知らんけど、ポテトはポテト↓やで!」
東:「(どうしてこいつ怒ってるの?)そ、そうなんだ。でもフライドポテトって語尾上がるよね?」
西:「フライドが付いとるから上がらなおかしくなるねん。それだけのこっちゃ!ほなポテトチップスはポテトの部分さがるんちゃうんかい!」
東:「ん?ポテトチップスも上がるんじゃ?」
西:「なんでやねん!ポテト↓チッ↑プスやないかい。」
東:「そっか・・・ん?でも♪カルビーのポテト↑チッ↑プス♪ってCMで歌ってるよね?」
西:「あ、ほんまや・・・」
東:「だよね?だからポテトは語尾上がるのが正しいんだよ。関西はイントネーションが独特なだけ。っていうか、なんでさっきから怒ってるの?だんだんこっちも腹が立ってきたんだけど。」
西:「そ、そうなんか・・・。で、でも怒ってはないぞ!?普通にしゃべっとるやん。」
東:「いつも怒ってるように聞こえるんだよ。言い方がきついっていうかなんていうか・・・」
西:「ごめんやん。でも、関西はこういう勢いのある話し方する人が多いねん。」
東「そうなんだ・・・でも、文化の違いだし、仕方ない部分があるかもしれないね。」
西:「そうやな。ポテトの言い方の違いなんか気にする必要ないよな!言い方気を付けるようにするし、これからも仲良くしたって!」
東:「そうだね!これからもよろしく!」
こうして、二人は固く握手を交わし、二人の絆は一層固く結ばれたのであった。
そう、堅あげポテトのようにね。

「チョットマッテ!二人ともオカシイよ!ポテトはポテト↑でもポテト↓でもないよ!ポテ⤴イト⤵がタダシイネ!」
東・西:「・・・・・・。(今までの論争はなんだったのだろうか)」
さいごに
「♪カルビーの~ポテ⤴ト⤵チッ↑プス♪」でおなじみのカルビーは創業1949年(創業当初は松尾糧食工業)の老舗お菓子メーカーです。
看板商品であるポテ⤴ト⤵チッ↑プスは創業当初から製造・・・・しておらず、創業当初は「かっぱあられ」という「かっぱえびせん」の前身ともいえる商品で鮮烈デビューしています。
1975年にポテ⤴ト⤵チッ↑プスが発売されてから46年。
ポテ⤴ト⤵を揚げるというシンプルな製法ながら他メーカーの類似商品とは一線を画した商品へと成長しています。
そんな絶え間ない努力を続けるカルビー。
現在さらなる進化を遂げているのはご存じだろうか?
大阪の阪急百貨店のみの店舗展開(オンラインでも取り扱い)している「グランカルビー」というカルビーの新ブランドは「大人のための高級なポテ⤴ト⤵チッ↑プス」を体現しており、自分で食べることはもちろん、お土産としても一目置かれる商品となっています。
気になる方は一度試してみてはいかがでしょうか?
※当記事はハス山@キングオブニートさん(@hasuyama0526)さん主催のクソ記事選手権にエントリーした記事となっています。
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コメント
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