イヤイヤ期は1歳からもやってくる!?イヤイヤ期の対処法とメンタルを保つ方法

  • この記事でわかること

・イヤイヤ期はいつから始まるのか

・イヤイヤ期の適切な対処法

・イヤイヤ期に悩むパパ・ママのメンタル維持法

子育てをしている人の多くは、「魔の2歳児」というワードを聞いたことがあるのではないでしょうか?

これは、「イヤイヤ期」と呼ばれる状態を指し、何をするのも「いや!」

ママやパパが「じゃあこっち?」と聞いても「いや!」と、もうお手上げ状態。

親もイライラしてしまい、「いつまで続くんだろ・・・」と不安に思う方も多いのではないでしょうか?

私も記事執筆時点では下の娘が1歳11か月。
娘は1歳になって間もなく、言葉を覚えたてのころから「いや!いや!」が始まり、今も続いています。

「魔の2歳児」というワードがあるから、2歳過ぎてからイヤイヤ期が始まると思っていたのに、もう始まったのか・・・と思うパパ・ママは少なくないはずです。

息子は6歳になっているので、イヤイヤ期は2回目の経験。

児童指導員の立場から、イヤイヤ期への対処法とパパ・ママのメンタルヘルスについてお伝えしていきたいと思います。

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イヤイヤ期とは?

自我が確立され、少しずつ言葉を覚えてくることによって自己主張の方法として「イヤ!」という拒否の反応を示してしまう時期が,イヤイヤ期といわれている期間です。

言葉は覚え始めているのですが、まだ十分に語彙(ごい)力が身についていないため、「イヤ!」と言って自分の気持ちを一生懸命伝えているのです。

イヤイヤ期は成長の証

なにをしようとしても「イヤイヤ」と拒否をされて、食事や準備もままならないため、パパ・ママはいくら可愛い我が子とはいえストレスも溜まりますし、疲れ果ててしまいますよね。

しかし、先にもお伝えした通り、イヤイヤ期は子供の自我が芽生え、言葉を覚え始めているからこそ起こることで、成長の過程としてはとても重要なことなのです。

だからといってパパ・ママの気持ちが楽になるわけではありませんが、成長の過程ではとても大切だということを胸に関わってあげてください。

イヤイヤ期はいつから始まるのか

個人によって差はあるものの、イヤイヤ期が始まるのは通常、1歳半から2歳を過ぎたころと言われています。

早い子で1歳になる少し前から始まる子もいれば、2歳を過ぎてもイヤイヤ期がこなかったという子もいます。

この記事を見てくださっている方はおそらく既にイヤイヤ期が始まっているお子様を持つ方だと思います。

自分の子が他の子供と比べて早いとか、遅いとかではなく、今のお子様に合わせたかかわり方をしてあげる必要があります。

イヤイヤ期の子どもへの接し方(対処法)

イヤイヤ期が続くとわがままな子になる?

結論からいうと、イヤイヤ期がどれだけ続こうが、それが原因でわがままな性格の子供になるわけではありません

性格がわがままなわけではなく、イヤイヤ期の時期の子供は自己表現の手段が少ないことが原因で「イヤイヤ!」が起こるため、その点は分けて考える必要があります。

反対にあまりにも言うことを聞かないからといって,一生懸命している自己主張を怒ることで封じ込めてしまうと、自己肯定感の低い子供に育ってしまうことがあるため、かかわり方については注意しなければばりません。

「怒らなかったら言うことを聞かない!」と思われるかもしれませんが、イヤイヤ期のお子様に対しての適した対処法があるので、イヤイヤ期に悩むパパ・ママは参考にしてください。

イヤイヤ期の対処法を5種

①簡潔に伝える

イヤイヤ期のお子様の多くは、話せる言葉が単語か二語文程度で、三語文で話せるのは2歳後半から3歳ごろです。いずれにせよ、語彙力はまだまだ低く、知っている言葉もまだまだ多くはありません。

そんなお子様に伝えるときの言葉は、文になっていないでしょうか?

言葉の意味がわかっていないのに少しイライラした様子でパパ・ママからの要求を伝えられても、子供のしたいことと一致していたとしても拒否的な態度になってしまいかねません。

子どもの知っている言葉で、できるだけ短い言葉で伝える意識を持つことが大切です。

②生活リズムを一定に保つ

毎日同じリズムを維持することは難しいと思いますが、起床・食事・遊び・入浴・就寝など、毎日行うことの時間と環境はできるだけ同じにしてあげるように心がけることで、安心して物事に取り組むことができます。

例えば食事の時にママと一緒に食べることもあれば、子供だけ先に食べさせることもあれば、子供にとっては「あれ?いつもママも食べるのにな・・・」という気持ちになり、「ママと一緒じゃないと嫌!」となってしまいます。

できるだけ、“当たり前”の環境を多く作ってあげる意識が大切です。

③ほめる

何歳でも褒められるのはうれしいもの。

小さい子供ならなおさら褒められるとうれしくなり、気分良くお願いを聞いてくれるかと思います。

パパやママの言うことを聞けたときは思いっきりほめるよう心掛けてください。

④楽しく取り組めるよう工夫する

たとえばお店で動くのを嫌がったら・・・

うちの子供の場合は、抱っこしてくれたらまだいいのですが、歩くのも嫌、抱っこされるのも嫌、カートに乗るのも嫌とぐずりたおしてどうしようもない時があります。

そんな時は、「一緒にアンパンマン探してみよう?」と声かけすると

「え?アンパンマン?」とすぐに抱っこして一緒にアンパンマン探しをしてくれます。

実際にそういったものがなかったら「なかったねー。」と気持ちを代弁し、もし探しているものがあれば「あったねー!」と一緒に喜んであげると気分よく言うことを聞いてくれています。

お子様の喜びそうなことで気分を上げてあげてください。

⑤スキンシップを大切にする

イヤイヤ期のお子様に関わらず、スキンシップを図ることは子供の自己肯定感を高めることに有効です。

抱きしめられたり、頭をなでられたりすることで自分自身の存在が認められていると感じられるのです。

また、スキンシップをとることでパパやママのイライラ感も軽減されるのではないでしょうか。

 

イヤイヤ期に悩むパパ・ママのメンタル維持法

イヤイヤ期でこちらのメンタルが持たない

上での対処法を実践したところで、すぐにイヤイヤ期が収まることはありません。

早い子で1歳を迎えたころからイヤイヤ期が始まり、長ければ3歳過ぎてもイヤイヤ期が収まらないといういうお子様もいます。

そう聞くとゾッとするほど長い期間をお子様のイヤイヤ期に向き合わなくてはならないと感じるかもしれませんね。

パパ・ママのストレスが溜まってしまうのも仕方ないことで、悪い親では決してありません。

ストレスを抱えてしまうことは仕方がないので、それをどう発散させたり、違う感情にシフトさせるかが大切です。

ここからは、イヤイヤ期に悩むパパ・ママのメンタルを保つ方法についてお伝えしていきますので、ヒントにしていただければ幸いです。

悩むパパ・ママのメンタル維持法を伝授します

①写真や動画に記録する

お子様の「イヤイヤ!」が収まらない時、どうしてもイライラしてしまうかとは思いますが、一旦気持ちを落ち着かせて写真や動画を撮ってみてください。

子どもが成長した時に観返して「こんなこともあったなー」なんていい思い出になると思いますし、撮られているこどももいつのまにか撮られることがうれしくなって機嫌もよくなっているかもしれません。

注意しなければいけないのは、撮られるためにわざと機嫌を損ね始めたらこの方法は使えなくなってしまいますが、そこまで考えて出来たらあなたのお子さんはとても賢いですよ。

②気分転換を取り入れる

自分の子供だからといって、常にパパ・ママが面倒を見なければいけないことはありません。

そうしたい気持ちはわかりますが、イライラした状態で接することはお互いにとってマイナスです。

祖父母のおうちに預かってもらってお出かけしたり、リフレッシュすることも子育てには大切なことです。

中には祖父母や親族に頼めない方もいるかと思います。どこにお願いしたらいいの?と思う方もいるかもしれません。

そんな方には、ホームコンシェルジュサービスもおススメ。

家事や育児。保育園や幼稚園への送迎も行ってくれるサブスクサービスで、イヤイヤ期を乗り切るまでの間だけ必要経費として依頼することも可能です。

育児は自分でしたいと思っている方も、家事をホームコンシェルジュにお願いして自分は子供に向き合うという方法を取ることで、負担の軽減になるのでおススメです。

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③一人で抱え込まない

どんな悩みでも一人で抱え込むことは絶対によくありません。

それは子育ての悩みでも同じです。

パパ・ママ友や両親や友達などに相談することで、心が軽くなりますよ。

特に両親はあなたのイヤイヤ期を見てきたはずです。自分の幼いころはどうだった?と聞くことで、案外同じことをしてきたということに気付くかもしれません。

イヤイヤ期の子供にイライラしてしまう自分に嫌悪感を抱いてしまっている方は、頼れる人に相談することをおススメします。

④諦めの心も大切。俯瞰的に自分をみつめる

諦めてしまうことは本末転倒に思われるかもしれませんが、その気持ちを持てるかどうかで感情のコントロールは大きく変わってきます。

「この年齢の子供はこんなもんだ」と割り切ることで、俯瞰的(ふかんてき)に自分の言動を見返せるのでしょう。

さいごに

イヤイヤ期の子供の育児はとっても大変ですよね。

今回は対処法とメンタルの保ち方をお伝えしましたが、イヤイヤ期との戦いは長い道のりです。

一番大切なのはパパ・ママが疲弊しきってしまい、家庭が崩壊してしまわないように精神的にも物理的にも対処することです。

一人で抱え込む必要は決してないということは忘れないでください。

私もイヤイヤ期の子供と戦うパパです。お互いに乗り越えていけるよう、心から願ってこの記事を執筆しました。

本当に誰にも相談できなかったり、苦しかったら私に相談してくれても構いませんので、楽しく子育てをしていきましょう!

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